にのみやは今日もそよかぜ

二宮町のイベントに参加したこととNFLをメインに書いていきます。

2020シーズンオフ:QB市場が活発になってきた。

今年のオフは、いつもにもましてQBの入れ替りがありそうだ。

まずはNEのブレイディ。引退は無さそうだけど、フォックスボロから別れを告げるかは、五分五分と言ったところか。NE以外のジャージを着ている彼の姿は想像ができないけど。ただ、元NEのTEグロンカウスキーはチャンスがあればチャレンジすべきだと言った旨の発言をしていた。

NOのブリーズも去就が注目される一人。ただ、彼の場合は残留か引退で移籍は無さそうだ。
ブリーズに影響されるのはバックアップのブリッジウォーターと様々な使われ方をしてきたテイサム・ヒルの二人だ。
ブリッジウォーターはブリーズ故障中にチームを率いて地区優勝の原動力になった。そろそろスターター返り咲きを狙っているだろう。ブリーズが引退した場合は残留してスターターに、ブリーズが残った場合は移籍か。
テイサム・ヒルもスターターを狙っているようだが、今までのような使われ方で生きる選手のようにも思われる。彼をスターターに据えたいと望むチームは果たしてあるのだろうか。

ドラフト同期のベテラン3人もそれぞれの道を辿る。
イーライ・マニングジャイアンツ一筋で引退した。
PITのロスリスバーガーGMが出さないといっているようだが、ケガの具合次第か。
SDのリバースは移籍する模様。他の二人と引けをとらない選手だが、SB進出したことがなく最後に一花咲かせてほしい。もしブレイディがNEを去るのであれば代わりにリバースなんてどうだろう。

TBのウィンストンも放出の可能性がある。エイリアンズHCはディフェンス陣を優先的に残留させたい意向で、QBにそこまで偏重していないと聞く。

スターターを奪われたTENのマリオタ、CARのニュートン辺りも移籍市場に顔を出すと思われる。
ウィンストン、マリオタ、ニュートンあたりはモバイルQBで、かつてはフランチャイズQBとして活躍し、ニュートンに至ってはSBまで出た選手だが、みんな好不調の波が激しく、なんとなく似たようなQBといえる。チームが変わることで覚醒するか、あるいはチームに波乱を呼び込むか紙一重の存在になる。獲得に動くチームには覚悟が必要になる。

CINドルトン、DETスタフォードと言ったパサータイプの実績のある二人も去就が怪しい。
ドルトンは移籍濃厚。ベテランだが活躍の場があればまだまだやれそうである。
スタフォードはDETが出さないと言っているが、ドラフトの上位指名権を持っており、いいQBが獲得できれば出すかもしれない。

ところで、かつて在籍したチーム同士の戦いとなったSBをWASのアレックス・スミスはどのような思いで見ていたであろうか。SFもKCも彼が強くして、さあ今年は、というところでケガをして、バックアップとして出てきたQBの活躍で居場所を追われ今に至る。怪我がなければキャパニックにスターターを奪われ、出ていくこともなかったかもしれず今回のSBも出ていたかもしれない。少し可哀想に思えてならない。

ここまで書いていてブリーズの残留が発表になった。これを発端に動き始めそうな予感。